ホールで店員さんたちが、インカムでごにょごにょと話してますよね、あれ気になる人がいると思うので、今日はそのことについてお話していきたいと思います。
だいたい想像はつくと思いますが、基本はホールのいろいろな業務連絡のために話しているだけなんですけどね。
まぁ、緩いホールさんなんかでは、店員同士が無駄話をしてるようなところもありますけどね。
話している業務連絡の代表的な内容としては、台に何らかのトラブルが起きて台を開けなければいけない場合とか、「○○番台開けます」とかを、店長だとか、役職についている人などに報告してから台を開けたりします。
なぜいちいち報告が必要かというと、簡単にいうとゴト師対策と関係があります。
現代のパチンコホールの監視技術というのはなかなか進んだもので、不正対策の為に、台が開いただけで監視カメラが自動的にその台をズームアップしたりして、台に裏ROM等の不正基板などが仕掛けられないように店長などが監視していたりしています。
だから、店員からのインカムで報告がない台番号の台が開いたりすると異変を検知できるわけですね。
そのために店員は台を開ける際にインカムで話してから開けるわけですね。
あと他に業務連絡でよく使うのは、店員が何らかの理由で担当している島を離れなければいけない場合とかですね。
どういう事かというと、中型店以上のホールなんかだと店員はホールを巡回する担当の島(エリアこと)が決められる事が多いです。
例えば〇〇君は北斗の島、〇〇さんは海物語の島、〇〇はスロットのエリアの半分側を見て下さい。など。
こんな感じで店員は担当するエリアを決められて基本その島の業務を担当することになるのですが、お客さんに玉やメダルを流してほしいと言われたときに、担当の島を離れなくてはいけませんので、その時にほかの人に担当の島を見てもらうのをお願いしなければいけません、だからその時インカムを使ってフォローをお願いするんですね。
あとはやっぱり不審者の報告ですとか、バイトの人が対応できないトラブルを役職者にお願いするとか、まぁ業務に関すること全般をごにょごにょと話しているわけですね。
これからお話しするのはよくあることなので、パチンコ屋さんあるあるなんですけど・・・
やっぱりインカムの話の内容というのは、業務連絡なのでお客さんに聞こえることはありません。話している内容はただの業務連絡なんですけど
お客さんにしたら「なんかこそこそと話しているな」と悪くとらえるお客さんがいるのも確かです。
よくあるパターンの例を挙げていきたいと思います。
- 何らかの理由で台のトラブルが起きたのでお客さんが店員を呼ぶ
- インカムで台を開けることを報告して台トラブルを修復する
- その後お客さんの台がハマりだす、または連荘が止まる
- 「インカムで話した後打っていた台がハマりだした」とクレームが来る
これがインカムを使っていてよくあるクレームの一例です。
実際は、ただ台トラブルを直しただけなんですけどお客さんにしてみたら
何か自分に不利益なことが起きるようにインカムで上に報告したのではないか?
との疑念が生まれてしまっているわけなんですよね。
気持ちはわかりますが、実際そんなことはありません。
なぜかというと、インカムというのはホールの店員みんなに聞こえるようになっています。
例えば、実際にはそんなことはできないんですけど、「〇〇番台の台をハメてください」だとか、「連荘を止めて下さい。」だとかをインカムで話したら、他のバイト君とかにも聞こえてしまって、そのホールは大変なことになってしまいますよ。
もしそんなことがあったら、業界の一大スキャンダル事件になるでしょうね。
もし、インカムを使わずに、お客さんに聞こえるようにマイクを使って業務を行えば、それこそうるさくてお客さんからクレームを受けることになってしまいますからね。
ホールで店員がインカムを使用して何を話しているかをお話ししてみましたがいかがだったでしょうか?
ホールにおいてのインカムというのは、コソコソ話みたいでお客さんにとって秘密の話をしているようでイメージが悪いですよね、気持ちはわかるんですけど、実際には「ただの業務連絡をしているだけ」というのをご理解頂ければ幸いです。